gPBL

カリフォルニア州立大学(アメリカ)

ハードウェア開発PBLでは,まず,FPGA*1の設計環境と使い方を学んだ後,簡単なディジタル演算機能を実装する.次に,PCモニタ用の表示規格であるVGA*2信号をFPGAボードに搭載されている簡易ディジタル−アナログ変換回路を用いて生成し,実際に画面の制御を行います.

また,米国・サンフランシスコ近郊にあるカリフォルニア州立大学にて,現地の教員・学生とコミュニケーションを取りながら,FPGAを用いてハードウェア記述言語によるCPUの実装,ディジタル信号の生成・観測,表示用LEDやスイッチ入力の制御,さらに,外付けのアナログ−ディジタル,ディジタル−アナログ変換回路やLCDパネルの制御機能の実装を行うことで,簡易電気信号測定器を実現し,このプロジェクトを通じて実践的な技術を身に付けることを目的としている.

滞在中,フィールドトリップとして,シリコンバレーにある米国企業(アップル社,インテル社,シノプシス社)やスタンフォード大学キャンパスの見学も行っています.

週末には,現地学生と共にサンフランシスコの市内観光や各自で手配しロサンゼルス観光,ナパバレー・ソノマ観光,バークレー市内観光を行い,現地の食事や文化を楽しんでいます.

*1) FPGA(Field Programmable Gate Array)とは,製造後機能の修正・変更が一切出来ない一般的な集積回路とは異なり,速度・面積等に一定の制約は存在するが,いつでも自由に機能を更新・追加したり,部分的に再構成したりできる万能な集積回路,例えば,iPS細胞のような集積回路のことである.

*2) VGA(Video Graphics Array)とは,テレビ,モニタなどに搭載されている表示用規格の一つ.代表的な表示モードは,640480ピクセル,16色である.

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