JABEE

概要および本学科のJABEEへの取り組み

JABEEとは

JABEE(日本技術者教育認定機構)とは,高等教育機関における技術者教育プログラムの認定と審査を統一的基準に基づいて行うものであり,その目的は,教育の質を高め,わが国の国際的な同質性を確保することにあります.
したがってJABEEの審査を受け,社会の要求する水準を満たしていることが認定されれば,その教育プログラムは国際水準と認められたことになり,また,そのプログラム修了者は,国際的に通用する技術者に必要な基礎教育を完了した者とみなされます.

修了者が受ける具体的メリット

  • 質の高い技術者教育を受けたことが客観的に証明され,即戦力を期待する社会に自信を持って出ることができ,就職などあらゆる局面で認定プログラム修了者が有利な評価を受けるようにる.
  • 技術者の国家試験「技術士(Professional Engineer)」の第一次試験合格と同等とみなされ(一次試験免除),直ちに修習技術者として実務修習を始めることができる.

本学電子工学科の対応

電子工学は,身近な携帯電話,テレビ・オーディオなどの家電製品やパソコンから,通信ネットワーク,自動車,航空機,医療,宇宙産業まで著しい発展を続け,現代社会に深くかかわっています.
電子工学科では,これらの著しい産業・社会構造の変革の中,進歩し続けるエレクトロニクスに対応できる基礎学力と創造力を身につけた人材の育成を目的としています.
本学科では2010年度より日本技術者認定機構(Japan Accreditation Board for Engineering Education, JABEE)の技術者教育プログラムに準拠した教育が行われます.
この教育プログラムは,電子工学技術者を育成するために,基礎的な知識からより高度な知識へと系統だって学修し,その達成度を確認しながら進めていくものです.第一線の技術者・研究者として地球的・世界的視野から自らの責任を理解し,基礎知識・経験を基に社会への技術的貢献を果たし,新たな産業の芽を生む・育てる高い倫理観と広い教養をもった人材の育成を目指します.

学修・教育の量

  • プログラムは4年間に相当する学修・教育で構成され,124単位以上を取得し,学士の学位を得たものを修了生としていること
  • プログラムは修了に必要な授業時間(授業科目に割り当てられている時間)として,総計1600時間以上を有していること.その中には,人文科学,社会科学等(語学教育を含む)の授業250時間以上,数学,自然科学,情報技術の授業250時間以上,および専門分野の授業900時間以上を含んでいること
  • プログラムは学生の主体的な学修を促し,十分な自己学修時間を確保するための取り組みを行っていること

電子工学科で育成しようとする技術者像
(卒業後3~5年で卒業生に期待される姿)

電子工学科では,電子工学の基礎をもとに,継続的な自己研鑽と他者・他分野と協調し,新たに創出される技術開発や課題解決に取り組むことができる活力のある技術者を育成します.
ディプロマポリシー3項目との対応は次の通りです.

(1) 基礎知識・応用力
電子工学の総合的なデザイン力をもった技術者

(2) 自己表現力・対話能力
説得力・論理性のある表現と判断力・想像力をもって相手と接することができる技術者

(3) 態度・志向性
他者・他分野と協調して課題に立ち向かう技術者

学修・教育目標

こちらをご覧ください.
→ JABEE教育プログラム(2018年度2017年度2016年度2010〜2015年度入学生用)

アドミッションポリシー

こちらをご覧ください.
教育方針:3つのポリシー

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