企業は、即戦力として高い研究スキルや専門性を持つ院卒の学生を優先して採用する傾向にありますので、大学院に進学することは有利だと言えます。また、就職したときに希望の職種(研究職や開発職など)に就く可能性も広がりますので、大学院に進学することをお勧めします。
幅広い研究領域
電子工学科の大学院にあたる理工学研究科電気電子情報工学専攻は、工学部及びシステム理工学部に所属する電気電子情報通信系の5学科の教員、及び連携大学院の教員から構成されています。研究領域は、物性デバイス、知能情報回路に加え、情報科学、メカトロニクスなどの幅広い先端分野をカバーしています。
連携大学院
学際的な学問分野に迅速に対応してゆくために、民間企業及び国立研究開発法人と連携し、研究領域の拡大と多様化を図る連携大学院制度を設けています。本学に連携先の研究員を客員研究員として迎え、大学院生は各研究所で指導を受けながら最先端の研究を行います。
学内進学制度
本学大学院への進学を希望する成績優秀者を対象として、学内進学制度があります。この制度では、学部在学中の成績によって進学者を決定します。また、勉学意欲が高く、成績優秀で、大学院への進学を強く望んでいる学生を対象に、学部3年修了をもって大学院への進学が可能になる特別選抜入試(飛び入学)もあります。
経済的支援
日本学生支援機構による奨学金の他にも、本学独自の各種奨学金制度として、芝浦工業大学後援会奨学金、芝浦工業大学奨学金などを設けています。また、学部における実験・実習科目において、教員のアシスタントとして大学院生を登用するティーチング・アシスタント(Teaching Assistant: TA)制度があります。